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ボディーランゲージ

1.8月26・27日は京都で極真祭でした。  

競(せ)っている決勝戦で弱気になって、判定負けした選手がいたので、終了後に次のような話をしました。

『競っている試合では、どちらに勝ちが転ぶかわからない。  心の中で弱気になりがちなのは分かるが、それを態度に表すと、相手選手にそれが伝わり、同じように苦しかった相手を勢いづかせてしまう。  

当然、審判からも見えているので判定にも影響する。  

大きな大会で、決勝戦まですべて楽勝ということはありえない。  「苦しくても、態度に表さない、ポーカーフェイスでいる」ことができないと優勝するのは難しい。』


2.最近読んだ『大リーグのメンタルトレーニング 第2版』(ケン・ラビザ/トム・ヘンソン著 ベースボールマガジン社)の「ヘッズアップピッチング」の項に関連する記述があったので抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①大きくなりましょう!   胸を張り、上を向きましょう。   足幅を広げて、背筋を伸ばしましょう。   地面に足を踏みしめ、エネルギーを広げましょう。

②自信を持って身体を動かせば、身体は心に「準備はできている、 私はできる」と伝えます。

③肩を落としているということは、相手や自分のチームに、 自分が困っているというメッセージを送っていることになります。

④バッターはサメのようなもので、マウンド上での悪いボディーランゲージは、水中の血のようなものです・・・彼らは積極的に食べに来るでしょう。』


3.同じ項に、ニューヨーク・ヤンキースのゲリット・コール投手のコメントが載っていたので、番号を付けて紹介します。

『①ネガティブなものを一掃して、はっきりと考えることができるようにしなければなりません。   アドレナリンが出ていようが、それを計画的に利用して自分に有利になるようにしなければなりません。

②バッターはサメと同じで、血の匂いを嗅ぎ分けることができます。   だからこそ、ピッチャーの悪いボディーランゲージによって彼らに自信を与えないことが重要なのです。   何があっても常に自分の方が優位であることをアピールしなければなりません。』

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