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2018極真祭

1.極真祭

昨日・一昨日は京都で「2018極真祭」です。  岡部慎太郎(15歳男子+65㎏級・優勝)、小野そら(10歳女子+35㎏級・準優勝)、諸岡幸乃(8歳女子・第3位)の三人が入賞しました。


2.チーム城西の選手育成プラン

①城西の指導員(森・鎌田・竹岡・加賀・石崎・亘・奥寺)を見ても分かるように、近年は少年部から極真空手を続け、一般部の代表選手となるケースがほとんどです。  だとすると、少年部で空手を始めた会員が一般部の選手になるまでの長期育成プランが大切になります。 

②その際に私が一番重視しているのは、少年部・中学生・高校生会員が空手に対する熱意を失わないように、指導していくことです。  では、その熱意がどこから来るかというと、常に「空手が面白い」「空手が好き」と感じられることだと思います。

③今の自分の実力を計り、次からの稽古の課題を見出すために組手・型の試合出場は欠かせません。  しかし、勝ち負けという結果にこだわるあまり、空手に対する「面白い」や「好き」という思いが失われるようでは、本末転倒です。

④初日の試合後に選手に話しましたが、昨年の全日本ウェイト制軽量級で優勝した亘和孝も少年部時代は試合に勝てませんでした。  でも、あきらめずに続けるなか中学生・高校生と徐々に希望が見えてきて、城西としては第1回大会の大賀雅裕に次ぐ二人目の軽量級チャンピオンになりました。

⑤要は「面白い」や「好き」を持ち続け、あきらめずに大人になるまで空手を続けることです。  空手道という道は長く続けることで価値が出てきます。  振り返ってみると、私自身もその「面白い」や「好き」だけで47年間稽古を続けてきました。


3.創意工夫の面白さ・・・「脳みそにも汗をかけ」

①これも、初日に話したことですが、その「面白い」や「好き」を倍加させるのが「創意工夫」です。

②誰でも初心者の内は指導員の先生に教わります。  しかし試合に何度も出場するようになったら、自分自身が自分の先生になり、技や戦い方や稽古方法など様々なことを工夫すること(創意工夫)が必要になってくるのです。

③指導員に試合の前にアドバイスをもらい、試合の後に分析・感想を話してもらうように、自分自身でも相手選手の対策を立て、終わってから自分でも分析・反省する、という作業が重要になります。  これは普段の道場稽古でも同じです。  

④40年前の支部開設当初から言い続けていることですが、稽古して体に汗をかくことは当然ですが、それと同じくらい頭で考えることが大切です。  私はこのことを「脳みそにも汗をかけ」と言っています。

⑤私自身の経験から言うと、創意工夫の面白さが分るようになれば、空手をやめようと思ってもやめられなくなってきます(笑) 


4.入賞者へのコメント

本部席前の第2コートで試合をした岡部慎太郎についてコメントします。  小野そらと諸岡幸乃についてはそれぞれのコートでセコンドについた指導員が「指導員ブログ」にコメントすることになっています。

①安定した試合運びでした。  4月の国際親善大会に続く優勝です。    試合後に本人にも話しましたが、下段蹴り・突き・膝蹴りが中心の慎太郎の組手はサポーター無しの一般の試合では、相手に効かせることができるので、もっと生きてくると思います。

②今後の課題は、受け返し・カウンター・コンビネーションなどの技の緻密さを磨き、組手の精度を増すことです。

③決勝戦は延長戦となりましたが、安心して見ていられました。  延長戦になるほど強いというのが、歴代のトップ選手の特徴で、その顕著な例が松井館長です。  松井館長が活躍したころ、城西には大西靖人・黒澤浩樹・増田章という三人の全日本チャンピオンがいました(増田がチャンピオンになったのは松井館長が引退してからです)。

④その当時の私が自信を持って送り出した三人です。  本戦は互角に戦えるのですが、延長・再延長と進むうち、いつも松井館長のペースになってしまい、結果としてチーム城西は一度も松井館長に勝つことができませんでした。

⑤延長戦に強いというのは、今後の慎太郎の大きな武器になると思います。


5.他の出場選手について

①残念ながら入賞できなかった選手の中にも、あと一つ勝てば入賞というところまで勝ち進んだ選手もいます。  第2コートの奥の第5コ-トで試合し、私からは結果だけが見えた10歳男子-35㎏級の和田有功と江島晴陽もそうでした。

②第2コートの15歳男子-65㎏級の金子雄大は副審の旗が2本2本で割れて負けはしましたが、その試合で見せた足掛けは素晴らしかったです。  相手選手に抱きつかれて技ありにはなりませんでしたが、きれいに相手を宙に浮かせました。  負けても何かがつかめれば、その試合出場の大きな成果となります。  私も、暑いなか夏合宿で雄大に指導した甲斐がありました(笑)  

③また、型15~34歳男子の部の予選をトップで通過した柴倉愛弥も入賞を逃しました。  でも、実績ある選手が出ているなかでの予選のトップ通過は大したものです。

③いずれも、あと一歩のところまで来ているのですから、今後の精進に期待します。

④組手だけでなく、型の稽古においても上の3.で書いた『創意工夫の面白さ・・・「脳みそにも汗をかけ」』が重要であることは言うまでもありません。


来月はセミコンタクトルール首都圏交流試合、再来月は第50回全日本大会と続きます。  選手・セコンド・応援の皆さん、お疲れ様でした。 

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