fc2ブログ

2024年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2024年04月

長い時間やる習慣

1.2月3日のブログで、明石家さんまさんの師匠・笑福亭松之助さんが禅僧の内山興正老師に師事していたという話を紹介しました。  今回は内山老師が書かれた『座禅の意味と実際』(大法輪閣)からです。  巻末の「問い」から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『問い・・・坐禅を何時間もしなければならぬのは何故でしょう。  また、少なくともどれだけはしなければならぬということがあるのでしょうか。

答え・・・①坐禅には決して時間の長短ということはありません。   (中略)  時間の長短、あるいは長短による合格不合格という分別を超えるのが坐禅だからです。

②しかし坐禅は「坐禅時間の長短を超えている」からといって、「だからなるべく少ない時間で事をすまそう」という打算主義は、大体、坐禅するものの態度ではありません。

③反対に「坐禅は時間の長短にかかわらないがゆえに、できるだけうんと坐禅しよう」 「坐禅は自己の実物を生きることであるがゆえに、一生つづけよう」という態度こそが、坐禅する人の態度であるべきです。

④われわれ安泰寺で、坐禅時間を多くしているのも、決してこれを他に向かって誇示したいがため、あるいは功をつみあげるためにやっているのではありません。  ただ坐禅が時間の長短にかかわらないと知るがゆえに、ただやっているだけです。

⑤また、なお坐禅は時間の長短にかかわらないからといって、坐禅をはじめてやる人たちが、三十分や一時間の坐禅時間から出発し、これが坐禅というものだと心得てしまうと、長時間の坐禅は、とても怖しさを感じて、することができないでしょう。

⑥これに反し、はじめから、坐禅とは腹一杯やるものだというところから始めると、坐禅することに対して怖しさを感じないでやれます。  その点からいっても、はじめからできるだけ長い時間やる習慣をつけた方がよいと思います。

⑦あるアメリカ人は、安泰寺に来る以前に、一年間ほどある寺で毎週一時間ずつ坐禅していて、そのころには、坐禅についての論文を書こうと思っていたそうです。   

⑧ところが安泰寺へやって来て、毎日の坐禅や毎月の接心をするようになってから、今や坐禅についての論文など、まだとても自分には書けないと知った、といって笑っていました。   まあ、その辺が本当じゃないでしょうか。』


2.①極真空手でも要領よく稽古することは大切ですが、選手として日本や世界のトップを狙うためには稽古量の確保は欠かせません。

②5か所の常設道場には城西のチームカルチャーとして、「どこよりも創意工夫する、どこよりも練習する、どこよりもそれらを楽しんでやる」という言葉を掲げ、私としては世界一稽古する道場を目指してやってきたつもりです。

③10年ほど前に極真会館の大先輩である藤平昭雄先生と食事させていただく機会がありました。  身長155cm・体重50㎏でキックボクシングのチャンピオンにもなった伝説の空手家です。

④そのとき、先生に「現役時代は何時間くらい稽古されたのですか?」とうかがうと、「12時間ぐらい。  そのくらいやらないと、体が火照って眠れないだろう?」とおっしゃっていました。

⑤チーム城西が世界一の稽古量を目指しているといっても、藤平先生の足元にも及びません 笑

TOP↑

2024年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2024年04月