2023.04.01 Sat
最近の新聞記事から
最近の新聞記事から抜粋し、番号を付けて紹介します。
1.日経新聞(3月30日夕刊)・・・『1日8000歩以上 週1~2日でも死亡リスク減少』
『①京都大の井上浩輔助教らのチームは30日までに、1日8千歩以上を週1~2日歩く人は、週3~7日歩く人と同程度死亡リスクが減少していたとの分析結果を発表した。 チームは「運動する時間が毎日取れなくても週末などに数日だけ運動すれば健康の維持が期待できる」としている。
②チームによると、1日当たりの平均歩数は男性が約6700歩、女性が約5800歩。 20歳以上の男女3千人余りを対象に、2005~06年に米国で実施された健康調査の歩行データなどを分析した。
③1日8千歩以上を週に1日も歩かない人と比べて、週1~2日歩く人は10年後の死亡率が14.9%低下。 週3~7日歩く人は16.5%の低下で、週1~2日歩く人と大きな差はなかった。
④1日8千歩以上歩くと死亡率が下がることはこれまでの研究で分かっていたが、週にどれくらいの頻度で実行すれば効果があるかよく分かっていなかったという。』
※同様の記事が同日の朝日新聞・夕刊にも載っており、次のような記述がありました。
『また、歩数を1日あたり6千~1万歩に変えた場合も調べた。 その結果、いずれの歩数でも、歩いた日数がゼロの人に比べて、1~2日歩くだけで死亡リスクは大きく下がったという。』
※※我田引水的に言えば、「空手の稽古日数がゼロの人に比べて、週に1~2日稽古するだけで死亡リスクは大きく下がる」はずだと思います (^^)/
2.朝日新聞(3月29日)・・・『何を失っているのか 人生で信じるものは「人」ではなかったか』(漫画家・いがらしみきおさんの寄稿)
『①(前略)どんな生き物にも奇跡は必ず2度起きる。 1度目は生まれた時で、2度目は死ぬ時である。
②生まれるということは、どこにも存在しなかったものが、はじめてこの世界に姿かたちを現すということであり、死ぬということは、あれほど生きて動いていたものが、ある瞬間からただの物体になってしまうということだ。
③これ以上の奇跡などないだろう。 その2度の奇跡の間にあるのが、我々の人生というもので、それは間違いなく「時間」なのだが、時間というものは科学的に証明されていないらしく、「時間は存在しない」とする科学者も多い。
④それでは、我々が生きて、刻々と感じているこの時間とはなんなのか。 それさえただの錯覚で、有史以来、気が遠くなるほど長く続いている物理的現象に過ぎないのか。』
昨年11月11日に初孫が生まれ、今年2月21日に101歳の義母が亡くなった私にとって、①の「どんな生き物にも奇跡は必ず2度起きる。 1度目は生まれた時で、2度目は死ぬ時である。」という文章が妙に腹落ちしたので紹介しました。
1.日経新聞(3月30日夕刊)・・・『1日8000歩以上 週1~2日でも死亡リスク減少』
『①京都大の井上浩輔助教らのチームは30日までに、1日8千歩以上を週1~2日歩く人は、週3~7日歩く人と同程度死亡リスクが減少していたとの分析結果を発表した。 チームは「運動する時間が毎日取れなくても週末などに数日だけ運動すれば健康の維持が期待できる」としている。
②チームによると、1日当たりの平均歩数は男性が約6700歩、女性が約5800歩。 20歳以上の男女3千人余りを対象に、2005~06年に米国で実施された健康調査の歩行データなどを分析した。
③1日8千歩以上を週に1日も歩かない人と比べて、週1~2日歩く人は10年後の死亡率が14.9%低下。 週3~7日歩く人は16.5%の低下で、週1~2日歩く人と大きな差はなかった。
④1日8千歩以上歩くと死亡率が下がることはこれまでの研究で分かっていたが、週にどれくらいの頻度で実行すれば効果があるかよく分かっていなかったという。』
※同様の記事が同日の朝日新聞・夕刊にも載っており、次のような記述がありました。
『また、歩数を1日あたり6千~1万歩に変えた場合も調べた。 その結果、いずれの歩数でも、歩いた日数がゼロの人に比べて、1~2日歩くだけで死亡リスクは大きく下がったという。』
※※我田引水的に言えば、「空手の稽古日数がゼロの人に比べて、週に1~2日稽古するだけで死亡リスクは大きく下がる」はずだと思います (^^)/
2.朝日新聞(3月29日)・・・『何を失っているのか 人生で信じるものは「人」ではなかったか』(漫画家・いがらしみきおさんの寄稿)
『①(前略)どんな生き物にも奇跡は必ず2度起きる。 1度目は生まれた時で、2度目は死ぬ時である。
②生まれるということは、どこにも存在しなかったものが、はじめてこの世界に姿かたちを現すということであり、死ぬということは、あれほど生きて動いていたものが、ある瞬間からただの物体になってしまうということだ。
③これ以上の奇跡などないだろう。 その2度の奇跡の間にあるのが、我々の人生というもので、それは間違いなく「時間」なのだが、時間というものは科学的に証明されていないらしく、「時間は存在しない」とする科学者も多い。
④それでは、我々が生きて、刻々と感じているこの時間とはなんなのか。 それさえただの錯覚で、有史以来、気が遠くなるほど長く続いている物理的現象に過ぎないのか。』
昨年11月11日に初孫が生まれ、今年2月21日に101歳の義母が亡くなった私にとって、①の「どんな生き物にも奇跡は必ず2度起きる。 1度目は生まれた時で、2度目は死ぬ時である。」という文章が妙に腹落ちしたので紹介しました。