2021.07.04 Sun
マドン監督と大谷選手
1.昨日も、NHK・BS1でロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手の試合を観ました。 途中、解説の山下大輔さんが興味深い話をされています。
ネットで検索したところ、2019年10月27日のニッカンスポーツ・コムで水次祥子さんが書かれた、MLBコラム「書かなかった取材ノート」の内容が該当しました。 タイトルは『名将マドン新監督、大谷で30年越しの二刀流実現へ』です。 番号を付けて紹介します。
『①(2020年シーズンより)エンゼルスの新監督となったジョー・マドン監督(65)が、二刀流の大谷をどう起用していくか注目されている。 アイデアマンであり新しいものを臆さず先取りしていく同監督が、最初に二刀流選手の起用を考えたのは、実は30年も前のことだったそうだ。
②同監督がエンゼルス傘下のマイナーでコーチを務めていた時期だ。 エンゼルスの春季キャンプでは当時、投手、野手関係なく全員に60ヤード(約55メートル)ダッシュをやらせていたそうだが、その中で高卒でドラフト2巡目指名で入団したばかりのデショーン・ワーレンという左腕投手が誰よりも足が速かった。
③マドン監督は、この俊足を生かさないのはもったいないと、ワーレンをどうにか投手兼DH、たまに外野の守備にも就かせるという二刀、三刀流選手に育てられないかと考えたという。 実際に、当時の球団GMだったダン・オブライエン氏に、投手をやりながら打撃練習もさせられるよう育成スケジュールを組めないかと提案もした。
④しかしメジャーも今でこそ二刀流選手の育成に積極的な球団が出てきたが、当時はそんな考えはまったく受け入れられず、提案は却下。 90年代初頭にすでに頭に浮かんでいた二刀流構想は、日の目を見ないまま終わっていた。
⑤そのワーレンはエンゼルス傘下マイナーで投手として5年間プレーしたが、鳴かず飛ばずで96年で退団し、98、99年は米独立リーグでプレーしている。 マイナー時代にわずかながら打席に立ったが、5年間計52打席で無安打に終わった。 しかし独立リーグでは98年に打率3割3分3厘を打ち、投手としても4勝5敗の成績を残しており、この年がワーレンにとって二刀流として唯一輝いたシーズンだったようだ。
⑥マドン監督がワーレンのことを回想して語ったのはカブス監督だった2017年12月のことだ。 ちょうど大谷がポスティングシステムによりメジャーに移籍すると明らかになり、カブスも獲得に動いていた。 同監督も当然、球団の大谷勧誘に協力していたのだが、地元シカゴのラジオのインタビューでは「二刀流をするならDHのあるア・リーグがいい(※カブスはナ・リーグ)」と率直な意見を述べていた。
⑦「投手として投げた直後に野手としてフィールドに立たせるのは、容易ではない。 肩肘のリカバリータイムが必要だということも十分考慮しなければならない。 個人差もある。 投球回数を考えたり、念頭に置くべきことがいろいろある」と話していた。 実際に二刀流にかかわる前から、どう運用するべきか明確な考えを持っていたということだ。 来季(2020年シーズン)はマドン監督にとって、30年越しの二刀流構想の実現となる。』
マドン監督にとっても、大谷選手にとっても、出会うべくして出会った、必然的な出会いなのかもしれませんね。
2.米スポーツメディア「スタジアム」が、マドン監督の最近の発言を報じていました。
「マイケル・ジョーダンについて評価するのに、バスケットボールファンである必要はない。 フットボールファンでなくても、トム・ブレイディのことを認識するのにアメフトファンでなくてもいい。 ショウヘイ・オオタニのタレントを評価するのに野球ファンである必要はないんだ。 ただチャンネルを合わせて、その興奮を味わえばいいんだ」
マイケル・ジョーダンや、私が長年応援するトム・ブレイディと並べられるって、スゴすぎます。
3.以前は、MLB中継でイチロー選手や松井秀樹選手の活躍をよく観ていました。 私の中では、約10年ぶりにMLB復活です。
何の競技でもそうですが、スーパースターが一人いるとファンの関心が急激に高まります。
極真でもスーパースターが出ないかな~。 所属がチーム城西なら、もっと嬉しいですが 笑
ネットで検索したところ、2019年10月27日のニッカンスポーツ・コムで水次祥子さんが書かれた、MLBコラム「書かなかった取材ノート」の内容が該当しました。 タイトルは『名将マドン新監督、大谷で30年越しの二刀流実現へ』です。 番号を付けて紹介します。
『①(2020年シーズンより)エンゼルスの新監督となったジョー・マドン監督(65)が、二刀流の大谷をどう起用していくか注目されている。 アイデアマンであり新しいものを臆さず先取りしていく同監督が、最初に二刀流選手の起用を考えたのは、実は30年も前のことだったそうだ。
②同監督がエンゼルス傘下のマイナーでコーチを務めていた時期だ。 エンゼルスの春季キャンプでは当時、投手、野手関係なく全員に60ヤード(約55メートル)ダッシュをやらせていたそうだが、その中で高卒でドラフト2巡目指名で入団したばかりのデショーン・ワーレンという左腕投手が誰よりも足が速かった。
③マドン監督は、この俊足を生かさないのはもったいないと、ワーレンをどうにか投手兼DH、たまに外野の守備にも就かせるという二刀、三刀流選手に育てられないかと考えたという。 実際に、当時の球団GMだったダン・オブライエン氏に、投手をやりながら打撃練習もさせられるよう育成スケジュールを組めないかと提案もした。
④しかしメジャーも今でこそ二刀流選手の育成に積極的な球団が出てきたが、当時はそんな考えはまったく受け入れられず、提案は却下。 90年代初頭にすでに頭に浮かんでいた二刀流構想は、日の目を見ないまま終わっていた。
⑤そのワーレンはエンゼルス傘下マイナーで投手として5年間プレーしたが、鳴かず飛ばずで96年で退団し、98、99年は米独立リーグでプレーしている。 マイナー時代にわずかながら打席に立ったが、5年間計52打席で無安打に終わった。 しかし独立リーグでは98年に打率3割3分3厘を打ち、投手としても4勝5敗の成績を残しており、この年がワーレンにとって二刀流として唯一輝いたシーズンだったようだ。
⑥マドン監督がワーレンのことを回想して語ったのはカブス監督だった2017年12月のことだ。 ちょうど大谷がポスティングシステムによりメジャーに移籍すると明らかになり、カブスも獲得に動いていた。 同監督も当然、球団の大谷勧誘に協力していたのだが、地元シカゴのラジオのインタビューでは「二刀流をするならDHのあるア・リーグがいい(※カブスはナ・リーグ)」と率直な意見を述べていた。
⑦「投手として投げた直後に野手としてフィールドに立たせるのは、容易ではない。 肩肘のリカバリータイムが必要だということも十分考慮しなければならない。 個人差もある。 投球回数を考えたり、念頭に置くべきことがいろいろある」と話していた。 実際に二刀流にかかわる前から、どう運用するべきか明確な考えを持っていたということだ。 来季(2020年シーズン)はマドン監督にとって、30年越しの二刀流構想の実現となる。』
マドン監督にとっても、大谷選手にとっても、出会うべくして出会った、必然的な出会いなのかもしれませんね。
2.米スポーツメディア「スタジアム」が、マドン監督の最近の発言を報じていました。
「マイケル・ジョーダンについて評価するのに、バスケットボールファンである必要はない。 フットボールファンでなくても、トム・ブレイディのことを認識するのにアメフトファンでなくてもいい。 ショウヘイ・オオタニのタレントを評価するのに野球ファンである必要はないんだ。 ただチャンネルを合わせて、その興奮を味わえばいいんだ」
マイケル・ジョーダンや、私が長年応援するトム・ブレイディと並べられるって、スゴすぎます。
3.以前は、MLB中継でイチロー選手や松井秀樹選手の活躍をよく観ていました。 私の中では、約10年ぶりにMLB復活です。
何の競技でもそうですが、スーパースターが一人いるとファンの関心が急激に高まります。
極真でもスーパースターが出ないかな~。 所属がチーム城西なら、もっと嬉しいですが 笑