2021.06.20 Sun
ストレッチよりマッサージ
昨日の日経新聞・別紙の特集『元気の処方箋』のタイトルは「運動後、ストレッチよりマッサージ」で、理学療法士の山口正貴さんが書かれていました。 抜粋し、番号を付けて紹介します。
『①激しい運動をした後、筋肉痛軽減、疲労回復のためにストレッチや軽いジョギング・ウオーキングでクールダウン(整理運動)をする。 常識として今も続けている人は多いのではないだろうか。 しかし現代のスポーツ医学ではストレッチやジョギングでクールダウンするのは必ずしも常識ではなくなってきている。 (中略)
②実は筋肉痛や疲労のメカニズムは完全には解明されていない。 かっては筋肉を動かすとできる乳酸の蓄積が疲労の原因と考えられていたが、最近の研究をみると、必ずしもそうとはいえないようだ。 乳酸はむしろエネルギーとして再利用されるなどしている。
③ただ運動で損傷した筋肉の修復や老廃物の排出のために血行をよくするのが大切なのは変わりないようだ。 それでは様々な方法の中で本当に効果的なクールダウンはどれなのか。
④ジョギングやストレッチのほか、血行をよくするという意味ではマッサージや冷水浴、お湯と冷たい水に交互につかる交代浴、患部を短時間冷やす寒冷療法といった方法が知られている。 近年では体にぴったりとはりつくような着圧ウェア、電気刺激を活用することもある。
⑤こうした方法のいくつかについて実際に効果を比較検証した研究報告によると、筋肉痛や疲労の軽減に明確に効果があるのはマッサージで、他の多くは統計学的に明らかな効果が認められないという。 ただ筋肉痛などの炎症の改善には冷水や寒冷療法など冷やす方法は有効としている。
⑥スポーツ医学は日進月歩。 これまでの常識を覆す研究が世界中で進んでいる。 クールダウンでも現状ではストレッチより、使った筋肉をマッサージしたり、冷やしたりする方法をおすすめしたい。』
というわけで、今日の午後は代官山・フラックスの菊澤院長の所です(^^)/
『①激しい運動をした後、筋肉痛軽減、疲労回復のためにストレッチや軽いジョギング・ウオーキングでクールダウン(整理運動)をする。 常識として今も続けている人は多いのではないだろうか。 しかし現代のスポーツ医学ではストレッチやジョギングでクールダウンするのは必ずしも常識ではなくなってきている。 (中略)
②実は筋肉痛や疲労のメカニズムは完全には解明されていない。 かっては筋肉を動かすとできる乳酸の蓄積が疲労の原因と考えられていたが、最近の研究をみると、必ずしもそうとはいえないようだ。 乳酸はむしろエネルギーとして再利用されるなどしている。
③ただ運動で損傷した筋肉の修復や老廃物の排出のために血行をよくするのが大切なのは変わりないようだ。 それでは様々な方法の中で本当に効果的なクールダウンはどれなのか。
④ジョギングやストレッチのほか、血行をよくするという意味ではマッサージや冷水浴、お湯と冷たい水に交互につかる交代浴、患部を短時間冷やす寒冷療法といった方法が知られている。 近年では体にぴったりとはりつくような着圧ウェア、電気刺激を活用することもある。
⑤こうした方法のいくつかについて実際に効果を比較検証した研究報告によると、筋肉痛や疲労の軽減に明確に効果があるのはマッサージで、他の多くは統計学的に明らかな効果が認められないという。 ただ筋肉痛などの炎症の改善には冷水や寒冷療法など冷やす方法は有効としている。
⑥スポーツ医学は日進月歩。 これまでの常識を覆す研究が世界中で進んでいる。 クールダウンでも現状ではストレッチより、使った筋肉をマッサージしたり、冷やしたりする方法をおすすめしたい。』
というわけで、今日の午後は代官山・フラックスの菊澤院長の所です(^^)/