2020.11.30 Mon
極真祭・第52回全日本大会
11月28日は2020極真祭、29日は第52回全日本大会・2020女子全日本大会でした。
1.極真祭の入賞者は以下の通りです。
①小川仰眞・・・6歳男子の部・第三位
②諸岡幸乃・・・10歳女子+35kg・第三位
③小野そら・・・12歳女子+45kg・優勝
④小木戸琉奈・・・13〜14歳女子-45kg・準優勝
⑤鈴木哉琉・・・15歳男子-65kg・第三位
⑥金子雄大・・・16〜17歳男子-65kg級・第三位
⑦黒岩幹也・・・35〜39歳男子-70kg・優勝
⑧旗手浩・・・50歳以上男子-70kg・優勝
コメントは指導員ブログで、セコンド指導員が書いていますので、省略します。 ただ、1つだけ金子雄大に関連して書いてみます。
指導員ブログにも書いてあるように、ひと月ほど前に右足首を骨折しました。 その状況でもあきらめずに出場・入賞したのは立派です。
過去の城西の選手でも、大西靖人(第15回大会チャンピオン)が大会初日に足の指を骨折したにもかかわらず翌日優勝したり、増田章(第22回大会チャンピオン)が大会前に右前腕をバイク事故で骨折しましたが、第18回大会で松井館長と決勝戦で戦った例があります。 骨折していても優勝・準優勝することは可能です。 要は気の持ち方一つです。
2.2020女子全日本大会の出場選手についてのコメントです。
①八幡華菜・・・ベスト8で鵜沢菜南選手に本戦判定負け。 動きは良かったのですが、体重で12㎏まさる鵜沢選手にパワーで押された印象です。 今後はウェイトトレーニングにも取り組んで、パワーアップをはかる必要があります。
②酒井真由・・・ベスト8で遠藤ひとみ選手に本戦判定負け。 初戦では体重が22㎏多いナッシュ・エイミーリー選手にフットワークを使って勝ちましたが、これも体重が38㎏多い遠藤選手のパワーには対抗できませんでした。 これまではパワーのある選手に一方的に押されることが多かったのですが、今回は善戦・健闘したと思います。
3.第52回全日本大会の出場選手についてのコメントです。
①奥寺勇輝・・・第7位・技能賞。 3回戦で優勝候補の星龍之介選手から上段前蹴りの技有りを取って本戦判定勝ち。 準々決勝は、クジで石崎恋之介と当たることになり、本戦判定負け。 先日、選手稽古を見た増田章が奥寺の素質を絶賛していました。 その素質を発揮できるかどうかは、今後の奥寺の精進次第です。
②佐藤拓海・・・ベスト16・新人賞。 2回戦で、昨年の第12回世界大会に出場した徳田寛大選手から足掛け下段突きの技有りを取って延長戦判定勝ち。 3回戦で小林健人選手に延長戦判定負けし、惜しくも入賞を逃しました。 真面目に稽古に取り組んでいるので、今後に期待します。
③加賀健弘・・・第6位。 準々決勝で、優勝したコンスタンティン・コバレンコ選手に本戦判定負け。 パワーのあるコバレンコ選手に対して、その押しをいなすことができませんでした。 大きなロシア選手を想定して稽古してきましたが、まだ何かが足りないようです。 さらなる創意工夫が必要です。
④亘和孝・・・ベスト16・敢闘賞。 3回戦で、準優勝した体重110㎏の西村界人選手に再延長戦引き分けで、試割り判定負けしました。 体重差が32㎏あるにもかかわらず健闘したと思いますが、いま一つ攻め切れませんでした。 加賀同様、もう少し研究が必要ですね。
⑤石崎恋之介・・・第4位。 2018年3月に右ひざ前十字靭帯の手術をして以来の大会出場です。 3年ぶりの大会でしたが、落ち着いた試合運びでした。 準決勝では、コバレンコ選手の下段廻し蹴りで一本負けしました。 その悔しさを忘れずに、稽古に励んでもらいたいと思います。
⑥楠幹太・・・1回戦で筒井隼太選手に延長戦判定負け。 飲食店に勤務しながら稽古していますが、大会の1ヶ月前から勤務シフトの関係で、私の朝練に来れなくなりました。 素質があっても、それを磨く時間が必要です。 忙しい中で、どのように稽古時間を確保していくかが、今後の課題となるでしょう。
4.コロナ禍で、両日とも無観客試合となりました。 選手・セコンドの皆さん、極真オンラインを通じて応援していただいた皆さん、お疲れ様でした。
全日本大会について言えば、勝った試合も負けた試合も、3年後の世界大会を目指す上で参考になる試合ばかりでした。 私自身もさらに工夫して、指導していきたいと思います。
1.極真祭の入賞者は以下の通りです。
①小川仰眞・・・6歳男子の部・第三位
②諸岡幸乃・・・10歳女子+35kg・第三位
③小野そら・・・12歳女子+45kg・優勝
④小木戸琉奈・・・13〜14歳女子-45kg・準優勝
⑤鈴木哉琉・・・15歳男子-65kg・第三位
⑥金子雄大・・・16〜17歳男子-65kg級・第三位
⑦黒岩幹也・・・35〜39歳男子-70kg・優勝
⑧旗手浩・・・50歳以上男子-70kg・優勝
コメントは指導員ブログで、セコンド指導員が書いていますので、省略します。 ただ、1つだけ金子雄大に関連して書いてみます。
指導員ブログにも書いてあるように、ひと月ほど前に右足首を骨折しました。 その状況でもあきらめずに出場・入賞したのは立派です。
過去の城西の選手でも、大西靖人(第15回大会チャンピオン)が大会初日に足の指を骨折したにもかかわらず翌日優勝したり、増田章(第22回大会チャンピオン)が大会前に右前腕をバイク事故で骨折しましたが、第18回大会で松井館長と決勝戦で戦った例があります。 骨折していても優勝・準優勝することは可能です。 要は気の持ち方一つです。
2.2020女子全日本大会の出場選手についてのコメントです。
①八幡華菜・・・ベスト8で鵜沢菜南選手に本戦判定負け。 動きは良かったのですが、体重で12㎏まさる鵜沢選手にパワーで押された印象です。 今後はウェイトトレーニングにも取り組んで、パワーアップをはかる必要があります。
②酒井真由・・・ベスト8で遠藤ひとみ選手に本戦判定負け。 初戦では体重が22㎏多いナッシュ・エイミーリー選手にフットワークを使って勝ちましたが、これも体重が38㎏多い遠藤選手のパワーには対抗できませんでした。 これまではパワーのある選手に一方的に押されることが多かったのですが、今回は善戦・健闘したと思います。
3.第52回全日本大会の出場選手についてのコメントです。
①奥寺勇輝・・・第7位・技能賞。 3回戦で優勝候補の星龍之介選手から上段前蹴りの技有りを取って本戦判定勝ち。 準々決勝は、クジで石崎恋之介と当たることになり、本戦判定負け。 先日、選手稽古を見た増田章が奥寺の素質を絶賛していました。 その素質を発揮できるかどうかは、今後の奥寺の精進次第です。
②佐藤拓海・・・ベスト16・新人賞。 2回戦で、昨年の第12回世界大会に出場した徳田寛大選手から足掛け下段突きの技有りを取って延長戦判定勝ち。 3回戦で小林健人選手に延長戦判定負けし、惜しくも入賞を逃しました。 真面目に稽古に取り組んでいるので、今後に期待します。
③加賀健弘・・・第6位。 準々決勝で、優勝したコンスタンティン・コバレンコ選手に本戦判定負け。 パワーのあるコバレンコ選手に対して、その押しをいなすことができませんでした。 大きなロシア選手を想定して稽古してきましたが、まだ何かが足りないようです。 さらなる創意工夫が必要です。
④亘和孝・・・ベスト16・敢闘賞。 3回戦で、準優勝した体重110㎏の西村界人選手に再延長戦引き分けで、試割り判定負けしました。 体重差が32㎏あるにもかかわらず健闘したと思いますが、いま一つ攻め切れませんでした。 加賀同様、もう少し研究が必要ですね。
⑤石崎恋之介・・・第4位。 2018年3月に右ひざ前十字靭帯の手術をして以来の大会出場です。 3年ぶりの大会でしたが、落ち着いた試合運びでした。 準決勝では、コバレンコ選手の下段廻し蹴りで一本負けしました。 その悔しさを忘れずに、稽古に励んでもらいたいと思います。
⑥楠幹太・・・1回戦で筒井隼太選手に延長戦判定負け。 飲食店に勤務しながら稽古していますが、大会の1ヶ月前から勤務シフトの関係で、私の朝練に来れなくなりました。 素質があっても、それを磨く時間が必要です。 忙しい中で、どのように稽古時間を確保していくかが、今後の課題となるでしょう。
4.コロナ禍で、両日とも無観客試合となりました。 選手・セコンドの皆さん、極真オンラインを通じて応援していただいた皆さん、お疲れ様でした。
全日本大会について言えば、勝った試合も負けた試合も、3年後の世界大会を目指す上で参考になる試合ばかりでした。 私自身もさらに工夫して、指導していきたいと思います。