2019.08.26 Mon
2019極真祭
1.昨日・一昨日と京都府立体育館で2019極真祭でした。 城西からの入賞者は以下の通りです。
優勝・・・小木戸琉奈(13歳14歳女子-45㎏級)、中水流嘉臣(40歳~44歳男子-80㎏級)、諸岡幸乃(9歳女子)、岡部慎太郎(16歳17歳男子+65㎏級)
第3位・・・柴倉愛弥(型15~34歳男子の部)、川合貫太郎(9歳男子)、小野そら(11歳女子+40㎏級)、金子雄大(16歳17歳男子-65㎏級)、小木戸瑛斗(16歳17歳男子-65㎏級)
2.本部席前の第2コートの入賞者について感じたことを書いてみます。 他のコートの入賞者については、各セコンドが指導員ブログでコメントします。
①小木戸琉奈・・・安定感のある組手でした。 決勝戦では先に上段蹴りの技有りを取られましたが、その後胸元への突きの技有り二つで一本勝ちしました。 今後の課題は、①(今回技有りを取られたので)顔面のガードをより意識すること、②強い突きをより生かすために上下に蹴りを振り分けること、③接近戦での膠着状態による「頭を付けての攻撃」の注意を取られないために、接近戦でのサイドステップを身に付けること、などです。
②小野そら・・・突きと下段と膝蹴りのパワーはありますが、若干単調な戦い方に見えます。 準決勝で負けた岡部こころ選手には上段への多彩な蹴りがあった分、多少印象負けしたのかな、と感じました。 (空蹴りやミット稽古による)上段への蹴り込みを増やすことによって、上段への蹴りが「よいしょ」ではなく「スッ」と出せるようになるのが理想です。 私の先輩に大石代悟という上段蹴りの名手がいました。 毎日、横蹴上げと前蹴上げを1000~2000本蹴ることを日課にされていました。
③金子雄大・・・優勝した山科直史選手とは体重差が8㎏あり、バランスを崩される場面が見られ、それが判定に響いたのだと思います。 稽古熱心で、夏合宿の翌日からの蓼科合宿や毎週木曜・金曜日の私の稽古に参加し、鎌田・竹岡・加賀らの先輩たちと一緒に汗を流しています。 たくさん食べることやウェイトトレーニングに励むことを通して体重増を目指すことは、もちろん必須です。 その「体作り」という課題はあるものの、順調にレベルアップしてきていることも事実です。 小木戸瑛斗や岡部慎太郎もそうですが、2年後からの一般選手権への参戦が楽しみです。
④小木戸瑛斗・・・準決勝では飯塚翼選手の最後のラッシュで印象負けしました。 定形的なラッシュには、①突きと下段蹴りと、②突きと膝蹴り、の二種類があります。 相手が②突きと膝蹴りでラッシュしてきた場合は、こちらも②突きと膝蹴りのラッシュで応戦する必要があります。 ②に対して①突きと下段蹴りで応戦すると、㋑下段を蹴る時にボディが正面を向いてしまうので膝蹴りの標的になりやすく、㋺下段を蹴る時に軸足一本で立つことになるので、膝蹴りの圧力に対抗できずに、後ろに押し込まれてしまうことにもなります。 「目には目を」ではないですが「膝蹴りには膝蹴りを」が鉄則です。
⑤岡部慎太郎・・・準決勝、持ち前のパワーとスタミナで後半は圧倒していました。 決勝戦は相手選手がドクターストップで出てきませんでした。 高校2年生ですが、175cm・90㎏と体格に恵まれています。 金子雄大とともに、蓼科合宿や毎週木曜・金曜日の私の稽古にも参加しています。 本当に真面目に稽古に取り組んでいる、というのが私の印象です。 少年部のときから久米川道場で、鎌田翔平の指導を受けながらここまで来ました。 先生である鎌田翔平に匹敵する選手になることも夢ではないと思います。
でも、相手がドクターストップで、勝ち名乗りを受けるだけの試合場では、マウスピースはいらないと思うよ、シンタロー(笑)
例年に比べると涼しかったのですが、にわか雨の多い京都でした。
選手・セコンド・ご父兄・応援の皆さん、お疲れ様でした。
優勝・・・小木戸琉奈(13歳14歳女子-45㎏級)、中水流嘉臣(40歳~44歳男子-80㎏級)、諸岡幸乃(9歳女子)、岡部慎太郎(16歳17歳男子+65㎏級)
第3位・・・柴倉愛弥(型15~34歳男子の部)、川合貫太郎(9歳男子)、小野そら(11歳女子+40㎏級)、金子雄大(16歳17歳男子-65㎏級)、小木戸瑛斗(16歳17歳男子-65㎏級)
2.本部席前の第2コートの入賞者について感じたことを書いてみます。 他のコートの入賞者については、各セコンドが指導員ブログでコメントします。
①小木戸琉奈・・・安定感のある組手でした。 決勝戦では先に上段蹴りの技有りを取られましたが、その後胸元への突きの技有り二つで一本勝ちしました。 今後の課題は、①(今回技有りを取られたので)顔面のガードをより意識すること、②強い突きをより生かすために上下に蹴りを振り分けること、③接近戦での膠着状態による「頭を付けての攻撃」の注意を取られないために、接近戦でのサイドステップを身に付けること、などです。
②小野そら・・・突きと下段と膝蹴りのパワーはありますが、若干単調な戦い方に見えます。 準決勝で負けた岡部こころ選手には上段への多彩な蹴りがあった分、多少印象負けしたのかな、と感じました。 (空蹴りやミット稽古による)上段への蹴り込みを増やすことによって、上段への蹴りが「よいしょ」ではなく「スッ」と出せるようになるのが理想です。 私の先輩に大石代悟という上段蹴りの名手がいました。 毎日、横蹴上げと前蹴上げを1000~2000本蹴ることを日課にされていました。
③金子雄大・・・優勝した山科直史選手とは体重差が8㎏あり、バランスを崩される場面が見られ、それが判定に響いたのだと思います。 稽古熱心で、夏合宿の翌日からの蓼科合宿や毎週木曜・金曜日の私の稽古に参加し、鎌田・竹岡・加賀らの先輩たちと一緒に汗を流しています。 たくさん食べることやウェイトトレーニングに励むことを通して体重増を目指すことは、もちろん必須です。 その「体作り」という課題はあるものの、順調にレベルアップしてきていることも事実です。 小木戸瑛斗や岡部慎太郎もそうですが、2年後からの一般選手権への参戦が楽しみです。
④小木戸瑛斗・・・準決勝では飯塚翼選手の最後のラッシュで印象負けしました。 定形的なラッシュには、①突きと下段蹴りと、②突きと膝蹴り、の二種類があります。 相手が②突きと膝蹴りでラッシュしてきた場合は、こちらも②突きと膝蹴りのラッシュで応戦する必要があります。 ②に対して①突きと下段蹴りで応戦すると、㋑下段を蹴る時にボディが正面を向いてしまうので膝蹴りの標的になりやすく、㋺下段を蹴る時に軸足一本で立つことになるので、膝蹴りの圧力に対抗できずに、後ろに押し込まれてしまうことにもなります。 「目には目を」ではないですが「膝蹴りには膝蹴りを」が鉄則です。
⑤岡部慎太郎・・・準決勝、持ち前のパワーとスタミナで後半は圧倒していました。 決勝戦は相手選手がドクターストップで出てきませんでした。 高校2年生ですが、175cm・90㎏と体格に恵まれています。 金子雄大とともに、蓼科合宿や毎週木曜・金曜日の私の稽古にも参加しています。 本当に真面目に稽古に取り組んでいる、というのが私の印象です。 少年部のときから久米川道場で、鎌田翔平の指導を受けながらここまで来ました。 先生である鎌田翔平に匹敵する選手になることも夢ではないと思います。
でも、相手がドクターストップで、勝ち名乗りを受けるだけの試合場では、マウスピースはいらないと思うよ、シンタロー(笑)
例年に比べると涼しかったのですが、にわか雨の多い京都でした。
選手・セコンド・ご父兄・応援の皆さん、お疲れ様でした。