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2019極真祭

1.昨日・一昨日と京都府立体育館で2019極真祭でした。  城西からの入賞者は以下の通りです。

優勝・・・小木戸琉奈(13歳14歳女子-45㎏級)、中水流嘉臣(40歳~44歳男子-80㎏級)、諸岡幸乃(9歳女子)、岡部慎太郎(16歳17歳男子+65㎏級)

第3位・・・柴倉愛弥(型15~34歳男子の部)、川合貫太郎(9歳男子)、小野そら(11歳女子+40㎏級)、金子雄大(16歳17歳男子-65㎏級)、小木戸瑛斗(16歳17歳男子-65㎏級)

2.本部席前の第2コートの入賞者について感じたことを書いてみます。  他のコートの入賞者については、各セコンドが指導員ブログでコメントします。

①小木戸琉奈・・・安定感のある組手でした。  決勝戦では先に上段蹴りの技有りを取られましたが、その後胸元への突きの技有り二つで一本勝ちしました。  今後の課題は、①(今回技有りを取られたので)顔面のガードをより意識すること、②強い突きをより生かすために上下に蹴りを振り分けること、③接近戦での膠着状態による「頭を付けての攻撃」の注意を取られないために、接近戦でのサイドステップを身に付けること、などです。

②小野そら・・・突きと下段と膝蹴りのパワーはありますが、若干単調な戦い方に見えます。  準決勝で負けた岡部こころ選手には上段への多彩な蹴りがあった分、多少印象負けしたのかな、と感じました。  (空蹴りやミット稽古による)上段への蹴り込みを増やすことによって、上段への蹴りが「よいしょ」ではなく「スッ」と出せるようになるのが理想です。  私の先輩に大石代悟という上段蹴りの名手がいました。  毎日、横蹴上げと前蹴上げを1000~2000本蹴ることを日課にされていました。

③金子雄大・・・優勝した山科直史選手とは体重差が8㎏あり、バランスを崩される場面が見られ、それが判定に響いたのだと思います。  稽古熱心で、夏合宿の翌日からの蓼科合宿や毎週木曜・金曜日の私の稽古に参加し、鎌田・竹岡・加賀らの先輩たちと一緒に汗を流しています。  たくさん食べることやウェイトトレーニングに励むことを通して体重増を目指すことは、もちろん必須です。  その「体作り」という課題はあるものの、順調にレベルアップしてきていることも事実です。 小木戸瑛斗や岡部慎太郎もそうですが、2年後からの一般選手権への参戦が楽しみです。   

④小木戸瑛斗・・・準決勝では飯塚翼選手の最後のラッシュで印象負けしました。  定形的なラッシュには、①突きと下段蹴りと、②突きと膝蹴り、の二種類があります。  相手が②突きと膝蹴りでラッシュしてきた場合は、こちらも②突きと膝蹴りのラッシュで応戦する必要があります。  ②に対して①突きと下段蹴りで応戦すると、㋑下段を蹴る時にボディが正面を向いてしまうので膝蹴りの標的になりやすく、㋺下段を蹴る時に軸足一本で立つことになるので、膝蹴りの圧力に対抗できずに、後ろに押し込まれてしまうことにもなります。  「目には目を」ではないですが「膝蹴りには膝蹴りを」が鉄則です。

⑤岡部慎太郎・・・準決勝、持ち前のパワーとスタミナで後半は圧倒していました。  決勝戦は相手選手がドクターストップで出てきませんでした。  高校2年生ですが、175cm・90㎏と体格に恵まれています。  金子雄大とともに、蓼科合宿や毎週木曜・金曜日の私の稽古にも参加しています。  本当に真面目に稽古に取り組んでいる、というのが私の印象です。  少年部のときから久米川道場で、鎌田翔平の指導を受けながらここまで来ました。  先生である鎌田翔平に匹敵する選手になることも夢ではないと思います。

でも、相手がドクターストップで、勝ち名乗りを受けるだけの試合場では、マウスピースはいらないと思うよ、シンタロー(笑) 

例年に比べると涼しかったのですが、にわか雨の多い京都でした。

選手・セコンド・ご父兄・応援の皆さん、お疲れ様でした。     

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不思議な縁

1.『死にゆく人の心に寄りそう』(玉置妙憂著 光文社新書)を読みました。  著者紹介には「看護師・看護教員・ケアマネージャー・僧侶。  夫の〝自然死〟という死にざまがあまりに美しかったことから開眼し出家。」と書かれています。  

「不思議な縁で真言宗に帰依することに」の項から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①夫を看取ったあと、半年近く休職していた職場へ挨拶に行きました。  本来ならば、「復職する」と言うべきところでしたが、もう心は決まっていましたから、「出家します」と上司に告げたのです。  

②すると、「えーっ」と驚くかと思いきや、「そう。  私の親戚に僧侶がいるから紹介しましょうか」との返事。  こちらが驚きました。  (中略)  それがこれで道がついて、高野山真言宗で出家することになったのです。

③実は学生時代に中国で旅していた頃、とても好きになって1週間ほど毎日通っていたお寺がありました。  西安にある青龍寺というお寺ですが、そこは真言宗の開祖である空海が、恵果和尚から密教の奥義を授かったところだったのです。

④高野山に行ってからそれを知り、また驚きました。  なんとなくひかれて、ふらふらと行っては時を過ごしていたお寺が、お大師様のいらっしゃったお寺だったとは。  もしかしたら、高野山真言宗に帰依したのは、偶然ではないかもしれません。』


2.ここからは「不思議な縁」番外編です(笑)

①著者紹介の続きには「現在は、現役の看護師として小岩榎本クリニックに勤めるかたわら、院外でのスピリチュアルケア活動を続ける。」とあります。   「榎本クリニック」といえば、私の孫弟子で精神科医の山下悠毅が院長を務めるクリニックです。  以下は私と山下がやり取りしたメールの概略です。

山田 「小岩榎本クリニックに勤めている玉置妙憂さんの本を読みました。  素晴らしい内容でした。」  

山下 「玉置さんとは懇意にしています。  一緒に食事でもしましょうか。」 

山田 「是非、是非。  食事の場所、時間はお任せします。」

山下「8月〇日の18時半、場所は飯田橋の牡蛎専門店です。」

②山下から送られた住所を見ると、飯田橋の安田ビルB1とあります。  当日行ってみると、なんとそこは、極真の大先輩、故・安田英治先生のビルで、赤い外観は良く知っていましたが、初めて中に入ることができました。

③会食が進む中、玉置さんが「私の息子は小学生のとき、東中野の極真の道場に通っていて茶帯まで取りました。」と言われました。  東中野道場は今の落合道場の前身です。  多分15年以上前の話だと思いますが、これまたビックリです。  


3.昨日の朝日新聞に本書の大きな広告が出ていました。  「6万部突破!」ですって。  すごいですね。

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最近の新聞記事から

最近の新聞記事から抜粋し、番号を付けて紹介します。

1.『笑顔のプレー 高める集中力・・・「笑うと好成績」実験結果も』(8月10日 朝日新聞)

『①ゴルフの全英女子オープンで日本勢42年ぶりの海外メジャー大会制覇を果たした渋野日向子(20)の笑顔が注目を浴びている。  9日からは優勝後初の国内ツアー復帰戦となる、札幌国際CC島松での北海道meijiカップに出場した。  「スマイリング・シンデレラ」とも名付けられたその笑顔は、プレーにどんな効用があるのか。  専門家に聞いた。

②渋野はこの日も、フェアウェーで笑顔を見せた。  高校時代まではイライラや怒りを表情に出していたが、プロになり、「それがボギーにつながる」と気づいた。  以来、つらくても、いつも笑顔でいることを心がける。  「プロゴルフは見せる競技。  ギャラリーの方たちに楽しんでもらうには、心の底から笑顔でやらないと、みんな楽しくない」

③笑顔は、ファンを楽しませるだけではなく、選手自身に与える好影響がある。  慶大やJR東日本の野球部などを指導してきたスポーツ心理学博士の布施努氏によると、笑顔は「面白い時に自然に出る笑顔」と「意識的に作る笑顔」の2種類がある。  「渋野選手は意識的に笑うことで、気持ちを切り替えられている。  役者の役作りのように『勝てる自分の姿』を考え、それを演じることで、いいプレーにつながっている」と見る。

④こんな実験結果もあるという。  口でペンをくわえ、笑顔を作って映画を見た場合、笑顔ではない場合に比べて、多くの人がより映画を面白く感じた。  笑顔で脳内に神経伝達物質(ドーパミン)が放出され、楽しくなるらしい。

⑤布施氏は、元世界ランキング1位の宮里藍さん(34)や2008年北京五輪ソフトボール金メダリストの上野由岐子(37)の笑顔に注目する。  「宮里さんは笑顔を意識的にしていたはず。  プロとしての笑顔。  上野選手は投げる前に白い歯を見せていた」

⑥東海大の高妻容一教授(スポーツ心理学)は、テレビ番組の企画で13人の学生に100メートル走と投球をさせる実験を行った。  多くの学生が笑顔の時にタイムが上がり、球速も上がったという。

⑦高妻教授は「笑うだけで、筋肉がリラックスして、スムーズな動きになる。  呼吸が安定し、気持ちを切り替えたり、集中力を高めたりする効果もある」と指摘する。  米国留学時に笑顔の効用を知り、研究を続けてきた。  1985年に帰国後、スポーツ界に笑顔を広めようと取り組んだ。  「当時は、笑うと『へらへらするな』と怒られる時代だった」と振り返る。

⑧2000年代に入り、徐々に広がってきたという。  最近では14年、高校野球の星稜(石川)が、どんな時も笑顔でプレーする「必笑」を掲げ、地方大会決勝で大逆転した。  全国各地で講演し、笑顔の大切さを説く高妻教授は「渋野選手の優勝をきっかけに、笑顔でプレーする選手が増えてほしい」と話す。』

「必笑で必勝」を城西のチームカルチャーに付け加えようかな~(笑)


2.『リベラルは共闘下手?・・・論客に「味方」から批判』(7月10日 朝日新聞)

『①参院選で、野党は与党に共闘で対抗しようと必死だ。  一方、争点の消費税ひとつとっても政権批判の知識人は意見がまとまらず、「身内」どうしで反発し合う。  左派、リベラルが一枚岩になれないのは、なぜなのか。  (中略)

②著述家の浅羽通明さんは「左派やリベラルは知識人。  頭でつながっている人たちです。  自分が一番頭がいいと思っているので衝突する」と厳しい。

③逆に「政権支持派は胃袋でつながっている。  権力についていることが目的化しているので、いや応なくまとまる。  自分を殺せる」

④実は頭vs胃袋。  左派対右派、リベラル対保守の構図にさえなっていない、というわけだ。』

グループで何かを成し遂げようとする時、③の「(各メンバーが)自分を殺せる」ことは重要な要素です。


 

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残酷すぎる成功法則

『残酷すぎる成功法則』(エリック・パーカー著 橘玲監訳 飛鳥新書)を読みました。 第1章「成功するにはエリートコースを目指すべき?」から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『1.①(前略)  ハーバード大学ビジネススクールの研究者ゴータム・ムクンダは、それまでの研究成果に一貫性がなかった理由は、リーダーが根本的に異なる二つのタイプに分かれるからだと分析した。

②第一のタイプは、(イギリスの元首相)チェンバレンのように政治家になる正規のコースで昇進を重ね、定石を踏んでものごとに対応し、周囲の期待に応える「ふるいにかけられた」リーダーだ。

③第二のタイプは、正規のコースを経ずに指導者になった「ふるいにかけられていない」リーダーで、たとえば、会社員を経ずに起業した企業家、前大統領の辞任や暗殺により突然大統領職に就いた元副大統領、あるいはリンカーンのように予想外の状況下でリーダーになった者などを指す。  (中略)


2.①ゴータム・ムクンダとリーダーシップの理論について話を交わしたのち、誰もが知りたがっているあからさまな質問を投げかけてみた。  「人生でもっと成功するために、この理論をどう役立てたらいいでしょう?」  

②二つのステップがある、と彼は答えた。  まず第一に、自分自身を知ること。  

③あなたがもし、ルールに従って行動するのが得意な人、首席だったり成績優秀で表彰されたことがある人、「ふるいにかけられた」リーダーなら、その強みに倍賭けするといい。

④自分を成功に導いてくれる道筋があることをしっかり確認しよう。  実直な人びとは学校、あるいは、明らかな答えや既定のコースがある場所で功績をあげられるが、決まった道がないところでは、かなり苦戦することになる。  調査によると、失業したとき、彼らの幸福度は、そこまで実直でない人びとに比べ、120%低下するという。  道筋がないと迷子になってしまうからだ。

⑤どちらかというと規格外で、アーティストなど「ふるいにかけられていない」タイプだったら?  その場合、既存の体制に従おうとしても、成果が限られるかもしれない。  それよりは、自分自身で道を切り開こう。  リスクをともなうが、それがあなたの人生だ。  (中略)


3.①自分のタイプと強みを知ったら、次はどうすればいいか?  第二のステップとして、ムクンダは「自分にあった環境を選べ」と語った。  (中略)  

②調査によれば、あなたが「ふるいにかけられた」医師だろうが、「ふるいにかけられていない」破天荒なアーティストだろうが、どの〝池〟を選ぶかが極めて重要だ。  ハーバード・ビジネススクールのボリス・グロイスバーグ教授は、ウォールストリートの敏腕アナリストたちが競合会社に転職すると、トップアナリストの座から転落することに気がついた。  なぜか?

③一般に、専門家の能力はもっぱら本人の技能によるものだと考えられ、環境の力は見過ごされがちだ。  例えば、専門家本人が周囲の内情を知り尽くしていること、彼らを支えてくれるチームの存在、一緒に働くうちにつくり上げた簡潔な伝達法、などといった要素だ。  

④それを裏づけるように、グロイスバーグは、花形アナリストが(自分一人だけでなく)自らのチームを率いて転職した場合、そのままトップの業績を維持していることを発見した。  

⑤私たちが〝池〟を賢く選択すれば、自分のタイプ(ふるいにかけられた/かけられていない)、強み、環境を十二分に活用でき、計り知れないプラスの力を生み出せる。  これこそが、仕事の成功に直結するものだ。  しかも、こうした自己認識は、あなたがその気になればどんな場所でもプラスの力を生み出すことができる。』

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