2017.11.27 Mon
第25回全関東大会
昨日は水戸で関東大会でした。 以下は入賞した選手についてのコメントです。
① 諸岡 幸乃・・・小学2年生女子の部・第3位。 気迫あふれる試合内容でしたが、準決勝で技有りを取られました。 気迫があるのはよいことですが、一方で冷静さを保っていることも必要です。 私はよく選手に「カッとなって冷静に」と言っています。 以前指摘したラッシュの中で頭が揺れる癖は、大分修正されてきました。
②小野 そら・・・小学4年生女子の部・第3位。 体幹の強さを活かした安定した組手をします。 今後はその中に上段への蹴りなど、攻撃の上下への振り分けが必要です。 また、持ち味である突きや下段廻し蹴りをより正確にすることによる威力アップも望まれます。
③鈴木 奏成・・・小学5年生男子+35キロの部・第3位。 体格が大きく、上段への蹴りもうまく、順調に勝ち上がりましたが、準決勝で上段への蹴りで技有りを取られました。 まだ全体の動きに雑なところが見られますが、今後試合経験を重ねていけば徐々にまとまった組手になってくると思います。
④福永 悠莱・・・小学6年生女子-40キロの部・第3位。 準決勝で上段への蹴りで技有りを取られました。 先ほどの諸岡 幸乃や鈴木 奏成もそうですが、内容的に押していても一瞬のスキを突いた上段への蹴りをもらうと、挽回することは難しくなります。 上段への蹴り、特に直線的な前蹴りや横蹴りをよける練習が必要です。
⑤田中 碧波・・・中学1年生男子-50キロの部・第3位。 オールラウンドなまとまった組手をします。 特に相手との間合いの操作に非凡なものを感じます。 今後は接近戦での打ち合いに対する対応力の向上が不可欠です。 突きの強化、ラッシュ力、打たれ強さなどが課題となると思います。
⑥金子雄大・・・中学2・3年生男子-55キロの部・優勝。 今年の極真祭での3位入賞に続く今回の優勝です。 その時も書きましたが、雄大に2年近く勝てない時期がありました。 今回は小学5年生頃の強い雄大が戻ってきた印象です。
城西の少年部に、雄大から学んでもらいたい点が二点あります。 一つは今書いた「勝てない時期があってもあきらめずに稽古を続けること」です。 もう一つは「上段への蹴りのタイミング」です。 雄大の上段蹴りはノーモーションで不意を突いて蹴るため、技有りが取れるのです。 「蹴るぞ、蹴るぞ」という意識が強いとどうしても相手に分かってしまいます。 逆に入賞した選手も含め、何人もの城西の選手が、そのようなノーモーションの上段前蹴りや横蹴りで技有りを取られて、敗退するシーンを昨日は見ました。
⑦ 伊豆山 裕太・・・一般新人戦-70キロの部・優勝。 決勝戦まで別次元の強さを発揮しました。 上段蹴りや膝蹴りに威力とスピードがありました。 今後は強い突きが加われば、上級の部でも戦えるとようになると思います。 最近は少年部上がりの選手が全日本大会などで活躍していますが、かっては高校卒業後に空手を始める人がほとんどで、城西でいえば大西靖人(15回大会チャンピオン)などもその一人です。 要は意識の持ち方次第です。
⑧奥山 一石・・・一般男子新人戦+70キロの部・優勝。 攻撃の威力、打たれ強さ、手数など安定した組手で優勝しました。 まだ組手全体の動きがかたいので、そこに柔らかさが欲しいところです。 伊豆山同様、大きな大会を目指して稽古に励んでもらいたいと思います。
⑨ 楠 幹太・・・一般男子新人戦+70キロの部・準優勝。 組手にメリハリがあり、まとまった戦い方をしますが、爆発力・ラッシュ力が不足しています。 奥山との同門決勝はその差が出ました。 スタミナトレーニングによる心肺強化、サンドバックやミットを使った連打の練習が必要でしょう。
⑩旗手 浩・・・壮年45歳~49歳-70キロの部・優勝。 安定した組手で無難な勝ち上がりでした。 間合いの取り方やポジショニングがうまく、相手の力を上手にいなしている印象を持ちました。 これまでも入賞のたびに書きましたが、ウェイトトレーニングによる突き蹴りの威力向上が図れれば、さらに楽な試合運びができると思います。
選手・セコンド・応援の皆さん、お疲れ様でした。 私も、8面コ-トで同時進行の中、城西の選手を見逃さないようにするのにちょっと疲れました(笑)
① 諸岡 幸乃・・・小学2年生女子の部・第3位。 気迫あふれる試合内容でしたが、準決勝で技有りを取られました。 気迫があるのはよいことですが、一方で冷静さを保っていることも必要です。 私はよく選手に「カッとなって冷静に」と言っています。 以前指摘したラッシュの中で頭が揺れる癖は、大分修正されてきました。
②小野 そら・・・小学4年生女子の部・第3位。 体幹の強さを活かした安定した組手をします。 今後はその中に上段への蹴りなど、攻撃の上下への振り分けが必要です。 また、持ち味である突きや下段廻し蹴りをより正確にすることによる威力アップも望まれます。
③鈴木 奏成・・・小学5年生男子+35キロの部・第3位。 体格が大きく、上段への蹴りもうまく、順調に勝ち上がりましたが、準決勝で上段への蹴りで技有りを取られました。 まだ全体の動きに雑なところが見られますが、今後試合経験を重ねていけば徐々にまとまった組手になってくると思います。
④福永 悠莱・・・小学6年生女子-40キロの部・第3位。 準決勝で上段への蹴りで技有りを取られました。 先ほどの諸岡 幸乃や鈴木 奏成もそうですが、内容的に押していても一瞬のスキを突いた上段への蹴りをもらうと、挽回することは難しくなります。 上段への蹴り、特に直線的な前蹴りや横蹴りをよける練習が必要です。
⑤田中 碧波・・・中学1年生男子-50キロの部・第3位。 オールラウンドなまとまった組手をします。 特に相手との間合いの操作に非凡なものを感じます。 今後は接近戦での打ち合いに対する対応力の向上が不可欠です。 突きの強化、ラッシュ力、打たれ強さなどが課題となると思います。
⑥金子雄大・・・中学2・3年生男子-55キロの部・優勝。 今年の極真祭での3位入賞に続く今回の優勝です。 その時も書きましたが、雄大に2年近く勝てない時期がありました。 今回は小学5年生頃の強い雄大が戻ってきた印象です。
城西の少年部に、雄大から学んでもらいたい点が二点あります。 一つは今書いた「勝てない時期があってもあきらめずに稽古を続けること」です。 もう一つは「上段への蹴りのタイミング」です。 雄大の上段蹴りはノーモーションで不意を突いて蹴るため、技有りが取れるのです。 「蹴るぞ、蹴るぞ」という意識が強いとどうしても相手に分かってしまいます。 逆に入賞した選手も含め、何人もの城西の選手が、そのようなノーモーションの上段前蹴りや横蹴りで技有りを取られて、敗退するシーンを昨日は見ました。
⑦ 伊豆山 裕太・・・一般新人戦-70キロの部・優勝。 決勝戦まで別次元の強さを発揮しました。 上段蹴りや膝蹴りに威力とスピードがありました。 今後は強い突きが加われば、上級の部でも戦えるとようになると思います。 最近は少年部上がりの選手が全日本大会などで活躍していますが、かっては高校卒業後に空手を始める人がほとんどで、城西でいえば大西靖人(15回大会チャンピオン)などもその一人です。 要は意識の持ち方次第です。
⑧奥山 一石・・・一般男子新人戦+70キロの部・優勝。 攻撃の威力、打たれ強さ、手数など安定した組手で優勝しました。 まだ組手全体の動きがかたいので、そこに柔らかさが欲しいところです。 伊豆山同様、大きな大会を目指して稽古に励んでもらいたいと思います。
⑨ 楠 幹太・・・一般男子新人戦+70キロの部・準優勝。 組手にメリハリがあり、まとまった戦い方をしますが、爆発力・ラッシュ力が不足しています。 奥山との同門決勝はその差が出ました。 スタミナトレーニングによる心肺強化、サンドバックやミットを使った連打の練習が必要でしょう。
⑩旗手 浩・・・壮年45歳~49歳-70キロの部・優勝。 安定した組手で無難な勝ち上がりでした。 間合いの取り方やポジショニングがうまく、相手の力を上手にいなしている印象を持ちました。 これまでも入賞のたびに書きましたが、ウェイトトレーニングによる突き蹴りの威力向上が図れれば、さらに楽な試合運びができると思います。
選手・セコンド・応援の皆さん、お疲れ様でした。 私も、8面コ-トで同時進行の中、城西の選手を見逃さないようにするのにちょっと疲れました(笑)