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クリスティアーノ・ロナウド選手

8月26日に配信された公認会計士・藤間秋男先生のメルマガにクリスティアーノ・ロナウド選手のトレーニングに関する記述がありました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『1.2013年のFIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)を受賞したクリスティアーノ・ロナウド選手。  現時点で、世界ナンバーワンのサッカー選手と評価されているのですが、その理由、少し分かった気がします。  以下は、クリスティアーノ・ロナウド選手のトレーニングの一部です。

2.ウェイトトレーニングメニュー・・・スクワット(150kg)6回×4セット、ベンチプレス(100kg)6回×4セット、クリーン(75kg)6回×4セット、レッグプレス(200kg)6回×4セット、デッドリフト(200kg)6回×4セット、ショルダープレス(70kg)6回×4セット、アームカール(30kg)6回×4セット、トライセプスエクステンション(30kg)6回×4セット、プルアップ(75kg)6回×4セット、ベンチディップ(75kg)6回×4セット、ブリッジ×5(75kg)6回×4セット

3.これはウェイトトレーニングだけのお話なので、もちろんボールを使ったサッカー技術の練習も沢山していることでしょう。  それを裏付けるように、マンチェスター・ユナイテッド専属トレーナー、マイク・クレッグ氏がインタビューで語っています。

①私はロナウドと5年間、トレーニングを行った。  彼は18歳のときにやってきたが、シニアの経験はあまりなかった。  彼は、私が出会った中で最も熱心に打ち込むサッカー選手になった。

②彼はサッカーコーチ、マネージャー、フィットネスコーチ、ジムコーチが指示したトレーニングをすべて行ったが、彼はそれにプラスしてもっと鍛えていた。

③ピッチ上でのすべてのトレーニングセッションが終わったあと、彼は自分でランニングをした。  そのランニングは、ボールと一緒に走ったり(ドリブル)、ボールをクロスさせながらだったり、シュートを交えたり、パスしながら行うランニングであった。

④ロナウドが実現した最も大きなことは、本当にトレーニングをうまく行ったことだ。  プレッシャーが無い状態で、スキルとスピードのトレーニングを多く行ったのは間違いない。

⑤彼は彼自身で、プレッシャーの無い状態で、すべての動きをリハーサルして確認した。  そして彼はトレーニングで行ったすべての動きを、ピッチ上で実行した。

⑥最終的に、彼はすべての正しいプレーを練習して手に入れた。  そして彼は新しい形のスキルを、スタジアムの中で、大きな試合の中で試したのである(スキル、プレッシャーのある状態でのスキル、試合の中でのスキル)。  そして彼は世界のベストプレーヤーになった。

(「サッカーのための筋トレと栄養」blog版より)

4.どうでしょう?  世界一の選手になるということは、世界一の努力をするということ。  地域一番のお店にしたかったら、地域一番の努力が必要ですね。  日々、目の前の事を全力で取り組むことから始めようと思います。

~keiさんのブログ「魂が震える話」より抜粋~』

ネットで調べたらロナウド選手は身長186cm・体重84kgです。  意外に大きいんですね。  

ウィキペディアには『ロナウド選手と リオネル・メッシ選手の誕生日は869日違いだが、彼等の長男も869日違いである』というトリビアな情報も出ていました。  こんなこと誰が調べるんだろ~(笑)

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極真祭

週末は京都で極真祭でした。  城西からは型競技に8名、組手競技に6名の選手が出場しました。  型11歳男女混合で小木戸瑛斗が優勝、組手女子無差別級で河原瑛里香が第3位に入賞しました。  入賞者の印象・課題を書いてみます。

1.小木戸瑛斗・・・①支部ホームページに掲載された極真祭出場選手紹介の目標の欄に「 優勝以外ありません!」とありましたが、その通りになりました。  私の記憶によると大きな大会での城西からの型競技初入賞者だと思います。  

②大山倍達総裁は型の三要素として「技の緩急・力の強弱・息の調整」を挙げられていました。  本部席からいちばん遠い第4コートだったので「息の調整」まではわかりませんでしたが、「技の緩急・力の強弱」そして安定感は抜群だったと思います。

③詳しい得点は分かりませんが、決勝で8.0を付けた審判もいたようでした。

④大山総裁はまた「地に則った基本、理に適った型、華麗なる組手」とよく言われていました。  基本や型は組手にも結びつくものでなければ意味がありません。  今後ますます型修行に励むと同時に、それを組手にも生かしていってもらいたいと思います。  今回、型・組手ともに入賞した他支部の選手も見受けられたのですが、目指すはそこだと思います。

⑤いずれにしても今回瑛斗が優勝したことで、今後支部内の型競技入賞者も増えてくると思います。  先駆者として皆の手本になることを期待します。


2.河原瑛里香・・・①支部ホームページの極真祭出場選手紹介の 紹介文に「 女子選手の階級の垣根を越える今大会。  全日本ウェイト制から反省点を修正して新たなスタイルを構築してきた。  ニュースタイルで優勝まで突き進め!」とありました。

②一昨年の優勝者で今回も優勝した田崎佑麻選手に準決勝で敗れ優勝こそなりませんでしたが、2回戦で今年のウェイト制重量級の優勝者・田中千尋選手、3回戦で昨年の第3位・島田慧巳選手、3位決定戦では昨年の優勝者・横山友美選手にそれぞれ勝ち、大健闘だと思います。

③今年のウェイト制後のブログで次のように書きました。

『河原瑛里香(女子軽量級・準決勝で藤田翔子選手に再延長で敗れ、第4位入賞)・・・力強い胸への突きが効果的でした。  ①相手と真正面で打ち合ってしまう、②時々組手の最中に相手と見合って休む瞬間がありました。  ①についてはサイドステップを、②については3分・2分・2分を最後まで動き続けられるようなスタミナ強化が望まれます。』

④指摘した二点とも改善が見られました。

⑤試合後、本人に話した課題は次の三点です。

『①前足外側への下段廻し蹴りを不用意にもらいすぎるのでしっかりカットすること。  ②田崎戦を見るとパワー負けしているのでウェイトトレーニングに励むこと。  ③同様に田崎戦で、真っすぐ下がって場外に押し出された場面もあったのでフットワークに磨きをかけること。』

⑥三点目に関しては『体が小さい選手がちょこちょこと動き回ると対戦相手は非常にやりづらいものだ。』という話もしました。


3.極真祭とは直接関係ありませんが、今年のウェイト制中量級優勝者のイゴール・ティトゥコフ選手のワールド空手9月号のインタビューで非常に感銘を受けた部分があります。  先週の一般部の審査会後にも話をしましたが、抜粋し番号を付けて紹介します。

『①以前から考えていたことがあるので、優勝したこの機会に言わせてください。

②極真カラテを習う道場生たちは、日々稽古されていることと思います。

③極真カラテを習うと、身体が強くなるだけではなく、厳しい稽古で心も鍛えられる。

④自分にどんな稽古が必要なのか考えていれば、頭も良くなります。

⑤休まずに道場に通って稽古を継続すれば、必ず成果は表れます。

⑥世界中の極真カラテを習っている方々へ、私からのメッセージです。』


4.同じワールド空手の大会総評で、松井館長がティトゥコフ選手について絶賛していました。  一部を抜粋して紹介します。

『彼は若手選手の規範になれるベテラン選手で、決勝戦で負けて悔し泣きしている相手選手を慮りながら試合場を降りていたのも、今大会における彼の立ち位置を示していたように思います。』


いずれにしても、えいと、えりか、オメデト~!

追伸:今、善十朗のブログを読んだら『トップといえば、日本一になったエイト君は夏休みは一日200回型の練習したとか』とありました。  さすがです。  

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好き嫌い 

威張れる話ではありませんが、好き嫌いは激しいです。  というか、嫌いなことには全く力が出ません。  逆に好きなことは結構頑張れるほうだと思います(笑)。  

今回ご紹介するのは『「好き嫌い」と経営』(東洋経済新報社)という本です。  一橋大学の楠木建教授がユニクロの柳井社長など14人の経営者にしたインタビューがまとめられています。  最終部分の楠木教授自身のインタビューから抜粋し、番号を付けて紹介します。 

『・・・経営とのかかわりが思い浮かびにくいのですが、具体的にどういったことでしょうか。

楠木・・・①(前略)  好き嫌いの復権を主張したいですね。  「善し悪し」 「正しい・間違っている」とは別に、経営者は「うちはこういう商売が好きなんだ」という話を大いにすればいい。  (中略)  

②それなのに「これからはこの仕事が稼げる」とか、客観的な良し悪しばかりを基準にしてしまうと、仕事にしても、経営にしても、戦略にしても、すべて台無しになる気がします。


・・・良し悪しでの問題として、最近は「ブラック企業」が取りざたされています。  これについてはどう思いますか。

楠木・・・①(前略)  巷で「ブラック企業」といっている事例の多くは、「仕事がきつい」とか「プレッシャーが大きい」という社員の認知を問題にしている。  (中略)  これこそ単純に好き嫌いの問題だと思うのです。  プレッシャーが大きくかかるきつい仕事を好きな人と嫌いな人がいるだけ。

②たとえば、本書にも出てくる柳井さんのユニクロはブラックだという話がありました。  仕事が非常に厳しくて、みんな疲れ果てちゃうとか、人間性崩壊みたいな記事がいろいろと出ていましたね。

③ところが、日本の多くのメガバンクや総合商社、証券会社は「ブラック企業」なんてまったくいわれていないけれども、仕事の厳しさやプレッシャーを客観的に測定したら、ユニクロをはるかにしのぐ「超ブラック企業」ですよ。

④仮定の話として、ユニクロのお店で「いやぁ、ちょっと厳しいな、ブラックだな・・・・・・」って思っている販売員がいたとする。  その人が総合商社に転職したら、「今すぐモザンビークに行って、この10億円の商売の案件、絶対にまとめてこい!」って話しですよ。  ブラックどころか即死でしょうね。  少なくとも僕なら秒殺(笑)。

⑤ま、即死は大げさにしても、仕事がきついかどうかなどということは、そもそも良し悪しというよりその人の好き嫌いで決まることですね。  「プレッシャーは大歓迎。  そういうところでガンガンやるのが大好き!」という人がいるわけで、そういう人は伝統的にメガバンクとか総合商社とかリクルート、最近では昼も夜もなく働くベンチャー企業に就職するでしょう。

⑥「生計をたてていかなきゃいけないけど、生活を大切にして、人間的なゆとりを持って仕事をしたい」という人ももちろんいる。  そういう人は自分の好き嫌いで選択して、もっとゆったりした仕事に就きますね。  自由時間がたっぷりある学者とかですね。  僕のことですけど(笑)。  これは言うまでもなく、良し悪しでなく個人の好き嫌いの問題です。

⑦僕は今の仕事でいうと、書くことがとにかく大好きで、原稿用紙1000枚の文章を書くのはまったく苦にならない。  編集者から「もうそれぐらいでやめろ!  本が長くなりすぎる」と言われても、まだ書く。  モザンビークの10億円の案件がお茶の子さいさいの猛烈商社マンであっても、「そんな長い文章を書くなんて辛気くさい仕事、つらくてやってられないよ!」と思うかもしれません。  

⑧その仕事がつらいかどうかは好き嫌いに大きく依存します。  当たり前ですけど。』

好きなことをしてお金がもらえるって本当に幸せなことだと思います。

明日は審査会です。  天然空調(?)の審査会場は暑いのかな~(笑)。 

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席を譲る

1.①電車の中で席を譲る判断は結構むずかしいです。  以前家内から聞いたのですが、前に立っている女性が妊娠されている方だと思ったので立ち上がって席を譲ったら「違うんです、違うんです、違うんです」と恥ずかしそうに小さく手を振って否定されたそうです。

②私もあるとき座っていると、前に女性がつり革につかまって立っていました。  心の中で葛藤が始まります。  「妊娠されている方なら立って席を譲るべきだが、もしかするとちょっとふっくらされているだけかもしれない?」  見上げていたら目と目があったので、とても小さな声で「替わりましょうか?」と言ったら、「大丈夫です」と返されました。

③数か月前も、同じような状況に。  前の体験があったので、今回は慎重に観察する必要がありました。  かといって、あまりジロジロ見るのもセクハラまがいだし、むずかしいものです。  一駅ほど過ぎたところでその方のバッグに『マタニティマーク』を発見。  スムーズに席を譲ることができました。  ホッ。

『妊婦かな  席を譲って  叱られた』
(学生太郎作 第27回 第一生命 サラリーマン川柳コンクールより)


2. ある早朝のこと、母親が息子を起こすため部屋に入った。

母 「起きなさい。  学校へ行く時間ですよ!」

息子 「なんで、お母さん。  学校になんか行きたくないよ」
 
母「なぜ行きたくないの?  理由を言いなさい!」
 
息子「生徒たちは僕のこと嫌ってるし、それに先生たちまで僕のこと嫌ってるんだよ!」
 
母「そんなの、理由になってないわよ。  さあ、早く起きて支度しなさい。  あなた、校長先生でしょ!」
(7月31日付け本郷孔洋先生のメルマガより)


暑い日が続きます。  ご自愛ください。

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なべおさみさん

タレントのなべおさみさんが書かれた『やくざと芸能と』(イースト・プレス)を読みました。  『皇居にて』という文章から抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①私みたいな者でも、天は不思議な僥倖(ぎょうこう)を下さいまして、ある時から皇居に出入りする機会を得ました。  (中略)

②ある時、桜を見に皇居内を歩いていた時です。  警護の皇宮警察官が近寄って、小声で「今少しで両陛下が車でお通りになります。  テニスに参りますので」と教えてくれました。  私が度々出入りしていて、両陛下の身近に使える方が一緒にいるという事もあっての好意でした。

③私達は足を止め、写真などを撮っている風情で、車を待ちました。  すると、ゆっくり車が来るのが見えました。  コースはかなり遠くを走りゆくと思われたその時、急にハンドルを切って私どもが一列に並ぶ目の前で停ったのです。

④ゆっくりゆっくり、窓が開きました。  美智子皇后ではありませんか。  なんと窓を手回しで開けたのです。  今時、手回しの車に乗られているのです。

⑤ゆったりと一同に目を流し、私を見て目を留めました。  その瞬間、私を何者かと認めた光が走ったのです。  両陛下はテレビが大好きだとお聞きしておりました。

⑥「何をなさっていらっしゃるの?」  そう仰いました。  私の側に立つお方にです。  「桜を案内しております」

⑦天皇陛下も身を乗り出すように私達を見ました。  全員が固くなって礼を致しました。

⑧「桜は奥のもご案内してね」  皇后が側近の私の友人に仰って下さり、普通では参拝できない場所へ行く事が出来たのです。

⑨「お健やかにお過ごし下さいます様に!」  私はそれだけ申し上げるのがやっとでした。

⑩「ありがとう!」  お二人が同時に仰いました。  そして、ホンダの古い小型車は動き出しました。  天皇陛下の運転するマニュアル車が遠ざかりました。  

⑪頭を下げて見送りながら、涙が滂沱(ぼうだ)の如く流れました。  見ると、妻も娘も涙です。』

明日から城南目黒中央支部と合同の夏合宿です。  池田(支部長)と一緒に合宿なんて何年振りだろう?

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