2008.12.12 Fri
相田みつをさん『娑婆』
1.毎日読んでいる携帯サイト『相田みつをの心ー今日のことば』のテーマは『娑婆(しゃば)』でした。 紹介します。
『娑婆
娑婆とは忍土
忍土だから
たえしのぶところ
この世は苦娑婆
楽娑婆とは
いわない』
2.相田みつをさんの解説も番号を付けて紹介します。
『①忍土(にんど)とは、この世のことです。 娑婆とか忍界(にんかい)ともいいます。 それが現実社会だというのです。
②私達が毎日生きている現実社会は、どこへ行ってもガマンすることばかりです。 自分の思いのままになることなど一つもありません。
③電車に乗れば人波にもまれるし、職場に行けば様々な人間関係に気をつかいます。 気をつかうということは、それだけ自分を抑えてガマンをすることです。
④極端な言い方をすれば、人は朝から晩まで、人と人との間に立って、四方八方に気をつかいながら生きているんです。 人と人との間にしか生きられないから〈人間〉なんですね。 人間、一人では生きられないんです。
⑤様々な人間関係の煩わしさを避けて、人ひとりいない山の奥へはいれば、そこにはそこの厳しい〈忍土〉が待っているのです。』
暮れもいよいよ押し迫ってきましたね。 よい週末を!
『娑婆
娑婆とは忍土
忍土だから
たえしのぶところ
この世は苦娑婆
楽娑婆とは
いわない』
2.相田みつをさんの解説も番号を付けて紹介します。
『①忍土(にんど)とは、この世のことです。 娑婆とか忍界(にんかい)ともいいます。 それが現実社会だというのです。
②私達が毎日生きている現実社会は、どこへ行ってもガマンすることばかりです。 自分の思いのままになることなど一つもありません。
③電車に乗れば人波にもまれるし、職場に行けば様々な人間関係に気をつかいます。 気をつかうということは、それだけ自分を抑えてガマンをすることです。
④極端な言い方をすれば、人は朝から晩まで、人と人との間に立って、四方八方に気をつかいながら生きているんです。 人と人との間にしか生きられないから〈人間〉なんですね。 人間、一人では生きられないんです。
⑤様々な人間関係の煩わしさを避けて、人ひとりいない山の奥へはいれば、そこにはそこの厳しい〈忍土〉が待っているのです。』
暮れもいよいよ押し迫ってきましたね。 よい週末を!