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(34)昭和60年 チャンピオン製造工場

1.先週のブログでも書きましたが、昭和60年に入ってから、極真会館の機関紙、『パワー空手』の道場紹介の特集で、城西支部は『チャンピオン製造工場』として紹介されました。  

2.第15回全日本大会(大西靖人優勝、小笠原和彦準優勝)、第1回全日本ウェイト制大会(軽量級で大賀雅裕優勝、中江辰美準優勝)、第10回首都圏交流試合(黒澤浩樹優勝)、第16回全日本大会(黒澤浩樹優勝)、第11回首都圏交流試合(三和純優勝、中江辰美準優勝)と、第3回世界大会以外の主だった大会で、立て続けに、チャンピオンを輩出したからだと思われます。  なお、その当時、全関東大会は、まだ開催されていません。

ただ、実際は、私一人で選手育成に当たっており、『チャンピオン製造工場』というより、『チャンピオン製造職人』と言うほうが、近かったと思います。  

3.昭和60年当時、公認会計士事務所を細々と経営していたものの、私の頭の中には、次の事業プランが膨らんでいました。  

また、昭和56年以降、次のように、道場を開設していきます。

昭和56年・・・立川、  昭和58年・・・国立・八王子、  昭和59年・・・町田・田無・高幡不動・吉祥寺、  昭和60年・・・鷺宮・下北沢・三軒茶屋・昭島、  昭和61年・・・二子多摩川・聖蹟桜ヶ丘・上井草

4.そうなると、いつまでも、私が選手に張り付いて、指導するわけにはいかないので、早急に、指導者を養成する必要がありました。

手元に、昭和61年12月20日発行の、『極真カラテ年鑑・第7号』(講談社刊)があります。  「国内道場紹介」を見ると、城西支部の道場責任者として、次のように、書かれています。

代田橋・・・山田・黒澤・増田・大賀・小笠原・三和、  下北沢・・・山田・清水信明、  三軒茶屋・・・大賀、  二子多摩川・・・大賀、  聖蹟桜ヶ丘・・・江口芳治・横井広行、  高幡不動・・・江口・横井、  八王子・・・江口・横井、  町田・・・三和、  立川・・・大畑義男・横井、  昭島・・・中江、  吉祥寺・・・小笠原、  田無・・・中江、  上井草・・・増田、  鷺宮・・・増田・高橋祐一

5.道場責任者の中の、三和、大賀、小笠原、増田、黒澤、中江、江口の7人は、城西の分支部長として、私と共に、選手育成に当たることになります。  ようやく、目指す『チャンピオン製造工場』が、見えてきました。

ではまた、よい週末を。

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