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集中・執念・我慢

1.明けましておめでとうございます。  今年もよろしくお願いいたします。  

リオ五輪柔道73kg級金メダリスト・大野将平選手のインタビュー記事を、ネットで読みました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①――柔道を始めたのは?

「7歳と言っているんですけど、もっと小さい時に柔道着を着てる写真がある。  初めての大会が銀メダルで悔しかった。  いちいち負けて泣いてましたね」

②――泣くイメージは全くないですね。

「感情がなくなったんですかね。  今は勝っても負けても泣かなくなった(笑い)。  半べそをかくのは、良い稽古ができなかった時。  寝るまで引きずるタイプ。  柔道だけは悔しい熱量を持続できますね」

③――負けることは?

「悪いことじゃないと思えるようになった。  最近は1年半くらい負けてない。  18年4月に海老沼匡先輩に負けた時は楽な気持ちに。  寝込むこともなかった。  マッサージして治療して、スッとすぐに飲みにいきました(笑い)」

④――中高時代に名門の講道学舎で実力を磨いた?

「虎の穴で過ごしました。  ここでは言えないことしかない。  テレビなら“ピー”という音を入れないと。  入れば勝手に強くなると思ったら…人生を間違えた(笑い)」

⑤――お兄さんの存在は大きかった?

「中高大と一緒の環境。  兄はチャンピオンで僕は名前ではなく“大野の弟”という呼ばれ方だった。  自分の名前をとどろかせたいという野心はありました。  優しい兄なのでのんきに応援してくれてます」

⑥――中高時代はそんなに厳しかった?

「シドニー五輪金メダリストの瀧本誠先輩と稽古したのはメチャクチャ覚えています。  僕は中学1年。  入門初日の1本目にやって絞め落とされました」

⑦――えっ?失神?

「笑いながらスッと落とされた。  絞め技が上手な人は苦しくないんですよ。  フワッと気持ちがいい感覚ですね(笑い)」

⑧――世界王者クラスと稽古できたのは財産ですか?

「五輪王者と中高生が普通は稽古をすることはない。  それは恵まれていた。  先輩の技術を取り入れた僕は歴代王者のミックス。  そりゃ強くなりますよ」

⑨――食事は楽しみだった?

「レギュラーだと寮の食事に加えて肉やお寿司があったりしました。  僕は体も小さかったんでうれしくなかった。  『日本昔ばなし』みたいなラーメン丼を2つ合体させたご飯を出される。  あれっ?  嫌な話しかしてないですね(笑い)」

⑩――天理大では「正しく組んで正しく投げる」ということを突き詰めた?

「シンプルに子供たちが格好良いとか、大野のようになりたいと思う柔道をやっていきたい。  全盛期の先輩と勝負することはできないですけど今の大野が柔道の歴史上最強と言われるまでになりたい。  そうなるためにも東京五輪の連覇が必要ですね」

⑪――“木村の前に木村なし、木村の後に木村なし”と言われた木村政彦先生のような存在?

「間違いない。  それくらいになりたいですね。  中量級でもダイナミックな柔道ができることを証明したい」

⑫――リオ五輪の後、柔道と少し距離を置いて大学院で競技を研究。  その時間は大切なものでしたか?

「机に向かった時間は何物にも代え難い。  セカンドキャリアで指導者としての選択肢も増えた。  1年間休んでもトップクラスに戻れることも示せた。  修士論文は自分の技を研究しただけですけど感覚的にやってきたことを理論的に組み立てられるようになった」

⑬――最大の武器は大外刈りと内股?

「大外刈りは初めての得意技。  恩師に中学3年生の時から脇を持つこととセットで、自分より大きな相手は押して、後ろに下がれば大外刈りをしろと言われた。  得意技がなかったんですけど毎日打ち込みを1000本。  内股は兄の得意技。  なんとなく指導してもらって形になった。  その二本柱で勝っているのかなと思います」

⑭――今は奈良県天理市を拠点に生活。  どんなところですか?

「柔道をやるには最高の環境。  休みもあまりないんですけど、時間ができたら近くの健康ランドにひたすら行ってます」

⑮――サウナでリフレッシュするんですか?

「水風呂に入りにいく感覚です。  体重調整もあるので。  それでおいしいものを食べる。  焼き肉屋のマスターや大将が顔を覚えていてくれておいしい肉を出してくれる。  これが楽しみ。  あとは家。  自分の匂いに仕上がった部屋が一番落ち着く。  アロマのデュフューザーとかも入れてるんで(笑い)」

⑯――試合の時は独特の緊張感がある?

「試合前はそんなにピリピリしていない。  試合中は怖いオーラを出しているようですけどね。  天理大の監督に叩き込まれた“集中・執念・我慢”という言葉。  呪文のように言われていたので自分も言うようになった。  勝負ごとに大事な3つと思ってます」

⑰――音楽は聴いたりしますか?

「意外と聴かずに周りの雑音を聞いている。  話しかけてほしくない時は音なしでイヤホンを耳に入れている。  あれは効きます。  誰も話しかけてこないですね(笑い)」

⑱――今年の目標を漢字で表すと?

「“覚悟”です。  ケツメイシに『覚悟はいいか』って歌があるんです。  メンバーの大蔵さんと親交がありまして、僕を思い描いて歌詞を書いてくれた。  19年の世界選手権で勝った後に会場で流したんです」

⑲――東京五輪には覚悟を持ってということですね。

「♪ここまで辛抱してよく耐えた あと一歩を力に変えた 負けかけたけど鬼になれた――という3番の歌詞が僕のことを歌ってくれている。  覚悟があれば何でもできると思っているので頑張ります」』

どの回答も参考になります。  特に⑯の“集中・執念・我慢”はいいですね。  私もパクって(笑)、チーム城西のマインドセット(心理状態)にさせてもらいます。


2.今日は午前中から、NFLのアメリカン・カンファレンス(AFC)プレーオフ1回戦を観ていました。  私が応援するニューイングランド・ペイトリオッツはテネシー・タイタンズに13対20で負けました。

城西同様、ペイトリオッツも2020年シーズンに向けてチーム再構築ですね。

2020年が皆さんにとって素晴らしい一年となりますよう、お祈り申し上げます。  



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最近の新聞記事から

最近の新聞記事から抜粋し、番号を付けて紹介します。

1.『笑顔のプレー 高める集中力・・・「笑うと好成績」実験結果も』(8月10日 朝日新聞)

『①ゴルフの全英女子オープンで日本勢42年ぶりの海外メジャー大会制覇を果たした渋野日向子(20)の笑顔が注目を浴びている。  9日からは優勝後初の国内ツアー復帰戦となる、札幌国際CC島松での北海道meijiカップに出場した。  「スマイリング・シンデレラ」とも名付けられたその笑顔は、プレーにどんな効用があるのか。  専門家に聞いた。

②渋野はこの日も、フェアウェーで笑顔を見せた。  高校時代まではイライラや怒りを表情に出していたが、プロになり、「それがボギーにつながる」と気づいた。  以来、つらくても、いつも笑顔でいることを心がける。  「プロゴルフは見せる競技。  ギャラリーの方たちに楽しんでもらうには、心の底から笑顔でやらないと、みんな楽しくない」

③笑顔は、ファンを楽しませるだけではなく、選手自身に与える好影響がある。  慶大やJR東日本の野球部などを指導してきたスポーツ心理学博士の布施努氏によると、笑顔は「面白い時に自然に出る笑顔」と「意識的に作る笑顔」の2種類がある。  「渋野選手は意識的に笑うことで、気持ちを切り替えられている。  役者の役作りのように『勝てる自分の姿』を考え、それを演じることで、いいプレーにつながっている」と見る。

④こんな実験結果もあるという。  口でペンをくわえ、笑顔を作って映画を見た場合、笑顔ではない場合に比べて、多くの人がより映画を面白く感じた。  笑顔で脳内に神経伝達物質(ドーパミン)が放出され、楽しくなるらしい。

⑤布施氏は、元世界ランキング1位の宮里藍さん(34)や2008年北京五輪ソフトボール金メダリストの上野由岐子(37)の笑顔に注目する。  「宮里さんは笑顔を意識的にしていたはず。  プロとしての笑顔。  上野選手は投げる前に白い歯を見せていた」

⑥東海大の高妻容一教授(スポーツ心理学)は、テレビ番組の企画で13人の学生に100メートル走と投球をさせる実験を行った。  多くの学生が笑顔の時にタイムが上がり、球速も上がったという。

⑦高妻教授は「笑うだけで、筋肉がリラックスして、スムーズな動きになる。  呼吸が安定し、気持ちを切り替えたり、集中力を高めたりする効果もある」と指摘する。  米国留学時に笑顔の効用を知り、研究を続けてきた。  1985年に帰国後、スポーツ界に笑顔を広めようと取り組んだ。  「当時は、笑うと『へらへらするな』と怒られる時代だった」と振り返る。

⑧2000年代に入り、徐々に広がってきたという。  最近では14年、高校野球の星稜(石川)が、どんな時も笑顔でプレーする「必笑」を掲げ、地方大会決勝で大逆転した。  全国各地で講演し、笑顔の大切さを説く高妻教授は「渋野選手の優勝をきっかけに、笑顔でプレーする選手が増えてほしい」と話す。』

「必笑で必勝」を城西のチームカルチャーに付け加えようかな~(笑)


2.『リベラルは共闘下手?・・・論客に「味方」から批判』(7月10日 朝日新聞)

『①参院選で、野党は与党に共闘で対抗しようと必死だ。  一方、争点の消費税ひとつとっても政権批判の知識人は意見がまとまらず、「身内」どうしで反発し合う。  左派、リベラルが一枚岩になれないのは、なぜなのか。  (中略)

②著述家の浅羽通明さんは「左派やリベラルは知識人。  頭でつながっている人たちです。  自分が一番頭がいいと思っているので衝突する」と厳しい。

③逆に「政権支持派は胃袋でつながっている。  権力についていることが目的化しているので、いや応なくまとまる。  自分を殺せる」

④実は頭vs胃袋。  左派対右派、リベラル対保守の構図にさえなっていない、というわけだ。』

グループで何かを成し遂げようとする時、③の「(各メンバーが)自分を殺せる」ことは重要な要素です。


 

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井上尚弥選手

3月18日の「イーファイト」で井上尚弥選手のイメージトレーニングが取り上げられていました。  抜粋し、番号を付けて紹介します。

『①5月18日に開催されるWBSS準決勝に挑むWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)と5月25日に2度目の防衛戦に臨むWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(28=伴流)が3月17日(日)、都内で対談を行った。  ボクシングを始めたきっかけや世界を獲ったエピソード、次戦への意気込みなど話は多岐に及んだ。

②無敗のモンスター井上、前回は70秒で相手を葬っている。  ようやく決まった準決勝まで2ヶ月、イメージトレーニングの話になると井上は意外にも「今は自分が分が悪いイメージをしている」と話す。  倒されるイメージまでしっかりすると言い「そう思わないと練習を追い込めない」とも。  初めからそうできると挑んでしまったらできない時に対処ができないとも語った。  (中略)

③リスクマネージメントでもある。  前回の元WBA世界バンタム級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)では徹底的なサウスポー対策、フィリピンから3人の〝仮想〟パヤノを招聘し120ラウンドのスパーをこなしている。  そこで何度かダウンを奪い、慣れないサウスポーを克服、試合前には準備万端、穴を無くし絶対の自信に昇華させる。  「自分が戦わなければいけない距離で戦えれば問題なくクリアできると思う」と試合前に自信を覗かせた井上は70秒の衝撃KOに繋いだ。

④また、「自分は相手をめちゃくちゃ過大評価している、すると対戦したとき、あ、こんなもんか」と思えるのだという。

⑤伊藤はそれを聞き「僕も相手を過大評価してヤバイときのイメージをするんですが、相手に怖さがない場合は難しい。  そしてどういう風に自分がやられるのか考えないといけない、イメトレはやっぱり難しいなと思う」と相手によりイメトレは難しいとも語った。』

私の理想とするイメージトレーニングは、実際に試合で戦った時に「この間やったイメージトレーニングとまったく同じ状況・感覚・心理状態だ」と思えるような、実戦にきわめて近いイメージトレーニングです。  自分が追い込まれている(例えば相手に技有りを取られた)ようなネガティブなシチュエーションを想定したイメージトレーニングも欠かせません。

井上・伊藤両選手の対談は、WOWOWで4月27日20時20分より、『KO必至!井上尚弥&伊藤雅雪!!世界へ羽ばたく侍ボクサー』というタイトルで無料放送されるそうです。

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